子供の発達障害には種類がある|特性を理解し上手に付き合う方法

お役立ち情報

私は里親として発達障害がある子どもを育てていた経験があり、そのことを踏まえて保護者の立場でお話ししていきたいと思います。

この記事を見ていただいているということは、お子さんの発達のことで気になることがあるのでしょう。

同年齢の子たちと比べて気になるところや、子育てをするうえで心配に感じることがあるかと思います。このようなことは誰にでもあることではありますが、原因の一つとして「発達障害」と呼ばれる障害があります。

発達障害は保護者の育て方や家庭のしつけなどが原因ではありません。早期に発見し、周りが適切な対応をすることで子どもも保護者も過ごしやすい環境を作ることができます。

発達障害ってどんな病気?

発達障害とは脳の病気で、生まれながらにして一般の人と脳の構造が違います。

「集中できない」「コミュニケーションが苦手」などできないことが多いことは仕方がないことで、治そうとしても治るものではありません。

しかし、周りがその子の特性を知ることで上手に付き合うことは可能です。

発達障害の種類もいくつかあり、それぞれに特性がありますので見ていきましょう。

自閉スペクトラム症

  • 言葉の発達が遅れる。オウム返しが多い。
  • 会話が一方的で自分の興味関心があることだけ話す。
  • コミュニケーションが苦手。
  • 相手の立場に立つことや気持ちを読むことが苦手。
  • こだわりが強い。

ADHD(注意欠如多動性障害)

  • 注意、集中することが難しい。
  • しきりに手足などを動かすしたり席を立つ。
  • じっとしていられない。思いついたら衝動的に行動に移す。
  • ぼんやりしている。(話を聞いているようで聞いていない)
  • 友達とのトラブルが多い。

LD(学習障害)

  • 言葉の意味を理解することが難しい。
  • 言いたいことをうまく表現できない。
  • 行を飛ばしたり、言葉を省略して読む。
  • 文字を書くと鏡文字になる。
  • 繰り上がりや繰り下がりのある計算が苦手。
  • 時計が読めない。

アスペルガー症候群

  • 基本的に言葉の発達の遅れはない。
  • 会話が一方的で自分に興味があることだけを話す。
  • 相手の立場に立つことや気持ちを読むことが苦手。
  • こだわった行動が多く、興味・関心が狭い。
  • 特定の興味があることに没頭する。

子どもの体験談

子どもの障害は発達障害のなかの「自閉スペクトラム症」に当てはまります。

子どもの対応に悩んでいた頃、知り合いから子どもの発達障害についての有名な先生がいるとの情報を聞き、早々に予約を取り受診しました。

初診では子どものテストによる判定と診察がありましたが、子どもがいる前で完全な自閉症と告げられました。先生の話によるとこういう子どもは全く気にしないみたいです。
というのは、自分に興味がない話は頭に入っていないからだと。

それでは、私が育てた子どもの特性についてお話ししていきます。

家での生活

  • 食事では醤油やソースなどの調味料は一切かけない。(刺身にも)
  • 忘れ物が多く、学校に行くのにランドセルを忘れていくことがある。
  • 学校の様子や給食の内容を聞いてもいつも「忘れた」「わからない」という。
  • ゲームなどの興味があることは積極的に話してくる。都市伝説が好き。
  • 夜が眠れず、0時を過ぎて寝ることがほとんど。
  • よく嘘をつくし、嘘を貫き通そうとする。
  • 気に入った服しか着ない。 など

学校での様子

  • 自分から友達に話しかけない
  • 授業に集中できず、消しゴムや鉛筆で遊びだす。
  • よく意識がどこかにいってしまっている。
  • 国語で人の気持ちを読み取ることが最も苦手。
  • 休み時間や昼休みも誘われなければ一人で過ごす。
  • 友達への興味がない。 など

上手に付き合う方法

子どもの発達のことで不安に感じたら、まず病院に行くことをおすすめします。

私は悩んでから病院を受診するまでに1年以上の期間があり、その間に妻は精神的にまいってしまい、生活がぎくしゃくしていました。今思うと早く受診していれば、ここまで悩むことはなかったでしょう。

病院受診後は薬の処方があり、服用し始めてからは驚くほど生活が変わりました。

まず、夜が眠れるようになり喜怒哀楽の表情が以前よりも感じられるようになりました。行動の面でも自分から友達の家に遊びに行ったり、友達を連れてきたりと、積極性がでてきたのです。

また、先生から特性についてアドバイスをもらうことで、これができないのは「しょうがないことなのか」ときっぱり割り切ることができるようになり、「なんでできないのか」と悩むことが減りました。

まとめ

育て始めたころは、障害があるとは思っておらず、何で何回言ってもわかってくれないのだろうと毎日悩んでいました。保護者の方の「障害を受け入れたくない」という気持ちは十分に分かりますが、診断がついて先生からアドバイスをいただき、子どもの特性を理解することで生活が驚くほど楽になりました。

今子どもの発達のことで悩んでおられる保護者の方は、ぜひ勇気をもって病院を受診することをおすすめします。

この記事が少しでもお役にたてたら幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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