最近、人気が高いプログラミング言語を取得しようとしている方も多いのではないでしょうか。
ですが、
- 種類が多くてどの言語が良いのかわからない
- 言語の違いが良くわからない
- 言語ごとに難易度は違うの?
- プログラミングは頭が良い人しかできない
など不安や疑問などがあると思います。
教えてくれる人が近くにいる場合は、苦労もしませんが、そういう環境の人は少ないです。
そこで、この記事では「初心者におすすめのプログラミング言語」や「初心者がプログラミング言語を選ぶポイント」などについて紹介します。
プログラミングに挑戦したいけど、どれを学べば良いかわからないという方はぜひ参考にして下さい。
プログラミング言語は種類がたくさん
一言でプログラミング言語と言ってもその数は200種類以上もありますが、現在でもより効率的な新しいプログラミング言語も開発されているので、数はまだまだ増えています。
ですが、沢山あるプログラミング言語の中で、業務に使われている言語は約20~30種類です。
また、プログラミングという技術は、家電製品・車・自動販売機など普段の生活でも欠かせない物にも使われています。
プログラミング言語によって得意・不得意がある
プログラミングという技術は、「普段の生活でも欠かせない物に使われている」と前述しましたが、プログラミング言語によって、
- 家電製品や自動販売機などに組み込まれるプログラミング言語
- ゲームを開発する為のプログラミング言語
- ブラウザ上で動かすプログラミング言語など
プログラミング言語にも得意・不得意があります。
それぞれのプログラミング言語の特徴を知り、自分がやりたい事と照らし合わせて、プログラミング言語を選ぶ必要があります。
プログラミング言語を選ぶポイント
プログラミング言語について簡単に紹介しました。
プログラミング言語は、初学者の方や初心者の方でも比較的、簡単に覚える事が可能な言語もたくさんあります。
ですが、初心者でも簡単に覚えられる言語でも数日で覚えられる程、簡単ではありません。
プログラミング言語を学習する中で、一番重要なポイントは「やる気」・「楽しむ」ことです。楽しいと思えば自然に「やる気」も出てきます。
また、「やる気」はあっても思い通りに進まず、辛い時もあるはずです。そんな時は「自分が目標を達成した時の事」を想像して持ち応えましょう。
次は、実際にプログラミング言語を選ぶ時のポイントについて紹介します。
作りたいものを考える
プログラミングの学習を決意した後に次に考えるのは、「自分が何を開発したいのか」という部分を考えましょう。
プログラミング言語は得意・不得意があるので、「ゲーム開発をしたい」と考えている人が「ゲーム開発が苦手な言語」を選んだ場合、時間も手間も掛かってしまいます。
また、難易度も跳ね上がるので、自分が開発したいものをイメージしましょう。
参考書やネットで情報が多い言語を選ぶ
何を開発したいのか決まったら、独学で勉強する方はもちろんの事、スクールで勉強する方でも、ネットで情報が多くて、参考書の種類が多いプログラミング言語を選ぶようにしましょう。
プログラミングでは、開発途中に必ずエラーが発生します。これは、ベテランプログラマーでもエラーに遭遇するので、情報が多いプログラミング言語だと、滅多に起こらない特殊なエラーについての情報も見つけやすいです。
プログラミング初心者の方は、
- ネットで情報が多い
- 販売されている参考書が多い
上記2点を意識してプログラミング言語を選ぶようにしましょう。
簡単な言語から挑戦する
情報が多いプログラミング言語でも、初心者には難しいプログラミング言語も存在します。
プログラミング言語によって、その言語特有の書き方があるので、初心者の方はいきなり複雑なプログラミング言語には挑戦せず、シンプルなコードで掛けるものを選ぶようにしましょう。
比較的簡単と言われる言語は、
- PHP
- JavaScript
- Pythonなど
上記の言語が比較的簡単です。
初心者におすすめのプログラミング言語
プログラミング言語の選び方などについて紹介しました。
選び方がわかっても、肝心のプログラミング言語の名前や特徴がわからないと、選べないので前章で紹介した、プログラミング言語を選ぶポイントである、
- 作りたいものを考える
- 参考書やネットで情報が多い言語を選ぶ
- 簡単な言語から挑戦する
上記を踏まえて、初心者におすすめのプログラミング言語の特徴などについて紹介します。
PHP言語
PHP言語はwebサイトの開発で使われる言語です。
個人の人がちょっとしたサイトを開発したり、企業が本格的な大規模サイトを作成する時にも使われます。
PHPの理解が深まると、ネットショップやブラウザーゲームなどの機能面の開発も出来るようになります。
PHPで出来ること
PHPで出来る事は主にwebサイト上の機能を開発する事ができます。
具体的にいうと、サイト上で使用される
- 検索機能
- 予約システム
- お問い合わせ機能の作成
- オリジナルブログの作成
- ログイン機能
- 掲示板など
例を上げるとキリがないほど、サイト上で動く機能を開発する事が出来ます。
PHPが苦手な事
PHPは、スマホアプリやパソコンで使用するソフトの開発などは苦手です。
また、何かしらの新しいシステムの基礎などの開発も出来ません。
PHPは既に出来上がって基礎や土台の上で、機能を付け足す事に向いている言語です。
JavaScript
JavaScriptもPHP言語と似ていてる言語です。
主にwebサイト上に動きを与えたりするプログラミング言語になります。
JavaScriptも個人から企業まで、使用している需要が高いプログラミング言語です。
JavaScriptで出来ること
JavaScriptは、webサイトにちょっとした動きや、webサイトのデザインを少しだけ変えたりできるプログラミング言語です。
よく使われている部分は、
- スマホでwebサイト上の画面をタップするとメニューが開く
- webサイト上の画像をスライドショーみたいにする
- ボタンを押すと画像が変わるなど
上記のようなwebサイト上で使われます。
また、スマホゲームなどのゲームも作成する事も可能です。
JavaScriptが苦手な事
JavaScriptが苦手な事は、ファイルの読み込み・書き込み・アップロードなどが苦手です。
ですので、JavaScriptだけでSNSのような掲示板機能など、書き込みや読み込みを行うという機能を作るのは現実的ではありません。
Python言語
Python言語は、「人工知能」の開発にも使われるプログラミング言語です。
Python言語は、誰が書いても同じようなコードになるように作られています。
誰が書いても同じようなコードになるので、他の人が書いたプログラミングコードも読みやすいというメリットがあります。
また、Pythonは何かに特化したプログラミング言語ではなく汎用的な使い方ができるので、webアプリの作成やデータ分析など様々な事ができるプログラミング言語です。
ネットでの情報や参考書も非常に多く、Python言語自体が初心者向けの言語でありながら、人工知能などの高度な技術の開発もできるので、人気が高いプログラミング言語です。
Python言語で出来ること
Python言語で出来る事は非常に多く、
- パソコンアプリの開発
- 人口知能開発
- ロボット開発など
- Webアプリケーションの開発
上記の他にも沢山できる事があり、非常に汎用的なプログラミング言語です。
また、Python言語で開発されている代表的なものは「インスタグラム」などがあります。
他には、パソコンなどで行う作業を自動化するシステムの開発なども可能です。
Python言語が苦手なこと
苦手というわけではありませんが、Python言語でandroidアプリの開発などは、他の知識も必要になるため、初心者には難易度が高いです。
勉強して熟練度を高めれば、ほとんどの事をカバーできるプログラミング言語になります。
Ruby言語
日本人が開発したプログラミング言語です。
これまで紹介したプログラミング言語は、最新情報が英語である事が多いですが、Ruby言語は日本人が開発したので、日本語で最新情報を手に入れる事ができます。
ですので、英語に拒否反応を起こす人でもやりやすい言語です。
Ruby言語で出来ること
Ruby言語はWebアプリケーションの開発をもっとも得意とする言語です。
その他には、
- スマホアプリの開発
- 機会学習
上記のような事ができます。
また、これまで紹介した、プログラミング言語と比べてコードが簡略して書く事ができるので、理解しやすいプログラミング言語として人気が高い言語です。
Ruby言語が苦手なこと
Ruby言語は幅広い開発が安易に出きる優秀なプログラミング言語なので、苦手な分野というのはほとんどありません。
ですが、人口知能などの機械学習は、Python言語の方が開発を行いやすいです。
Java言語
Java言語は、登場から20年以上経過している古い言語ですが、銀行ATM・Androidアプリなど、色んな現場で使用されているプログラミング言語です。
有名なサービスでは、
- Googleなど
上記のようなサービスがあります。
また、有名なゲームである「マインクラフト」もJava言語で開発されたゲームです。
Java言語で出来ること
Java言語は古いプログラミング言語ですが、大企業でも使用される、信頼が高いプログラミング言語です。
Javaで出来る事は様々あり、
- Webアプリケーションの開発
- スマホアプリの開発
- 家電製品の組み込みプログラムなど
上記のような物があります。
その他には、ローカルネットワーク内で使われることを前提とした、アプリケーション開発に適しています。
Java言語が苦手な事
Javaはとても汎用性が高いプログラミング言語です。
大規模な開発なども行えて、非常に優秀なプログラミング言語ですが、基幹系のシステムやセキュリティを強化するような開発には向いていません。
初心者にはおすすめできないプログラミング言語
おすすめのプログラミング言語を紹介してきました。
次に、あまりおすすめできないプログラミング言語「C言語」について紹介します。
この言語は、古い言語でありながら、現在でも使われている優秀なプログラミング言語ですが、初心者の方が挑戦すると、難易度が高い言語です。
C言語系
C言語には種類があり、
- C言語
- C#言語
- C++言語
- Objective-C言語
上記の種類があります。
C言語は、現在あるプログラミング言語の基盤とも言えるプログラミング言語です。
ですが、C++やC#などは、大きなデーターを高速で送受信する、3Dゲーム開発に優れているので、人気が高い言語ですが、初心者がいきなりC言語系を学ぶのは、難易度が高いのでオススメできません。
3Dゲームを作りたい場合もいきなりC言語系に挑戦するのではなく、初心者向けのプログラミング言語を1つマスターした後に、挑戦する事をオススメします。
まとめ
「初心者におすすめのプログラミング言語」や「初心者がプログラミング言語を選ぶポイント」などについて紹介しました。
プログラミング言語をどれか1つでもマスターすると、基本的な事は、ほとんど同じなので違う言語の取得も簡単になります。
「作りたいものがない」という方は、比較的簡単な「Python」や「Ruby」から、覚えて段階的に難易度が高い言語に挑戦する事がおすすめです。
あなたの目標に応じて、最適なプログラミング言語を見つけて下さい。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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