プログラミングに興味があけど、スクールに通うのは経済的に厳しいという方も多いと思います。
ですが、プログラミングは普段使わない専門用語を多く覚える必要があり、独学で取得するには効率よく行わないと、モチベーションが続かず挫折してしまいます。
そこで、この記事では「プログラミングを独学で学ぶ場合のポイント」や「辛くなったときの対処法など」について紹介します。
独学で挫折しそうな人、これから独学で学ぼうとしている人はぜひ参考にしてみて下さい。
独学で辛くなる理由
プログラミングは独学で取得する事は可能です。
昔に比べるとインターネットの普及でプログラミングの情報を得やすい環境が整っています。
ですが、それでも独学で学ぶ方のほとんどは、挫折をして夢を諦める方が多いです。
実は、独学で学ぶ場合は学習コンテンツのせいではなく生活環境の問題や学習方法に問題があります。
入門書選び
プログラミングに限らず、何かを学ぼうとした時、本を購入して勉強をする方も多いのではないでしょうか。
確かに入門書などの本を購入して勉強する方法は、一般的で体系的に学べるので、非常に有効な方法ですが、何も知らない初心者が、いきなり入門書を購入して勉強をするのはおすすめできません。
入門書は初心者向けに作られてはいますが、見慣れない英数字・記号などがあり、難しく感じる事が多いです。
また、本の内容で分からない箇所があっても解決するのが難しく、挫折する原因になってしまいます。
ですが、本で勉強するのは非常に有効な方法なので、後述する「独学で挫折しない勉強法」を挑戦した後に本で学習するのがおすすめです。
時間の確保
仕事や学校が終わった後に家でプログラミング学習を行うと、テレビ・SNS・漫画など様々な誘惑があります。
ですが、独学でプログラミングを学ぶ場合、覚えるまでに約1000時間かかると言われています。
この1000時間という時間を1年で確保する場合、「1日2時間半」勉強を行うと1年と半月ほどで1000時間を達成できる計算です。
独学は自分との戦いになるので、しっかりとした計画と目的を明確にして学習スケジュールを組む必要があります。
モチベーションの維持
挫折する人の中で、一番多い理由になっているのが、モチベーションの維持です。
プログラミング経験がある方はわかりますが、実際の開発現場でもエラーは必ず表れます。
何も知らない初心者が、プログラミング行うと尚更エラーの出現頻度は多くなり、プログラミングの勉強をしているのか、プログラミングのエラーについて勉強しているのか、わからなくなってしまいます。
インターネットで検索をしても難しいサンプルコードや解説ばかりで理解が出来ず、段々とモチベーションが低下していき挫折してしまいます。
独学で挫折しない勉強法
独学で勉強する場合、挫折という言葉は常に隣にあります。
独学で大切な勉強法は、最初から飛ばさず簡単な事から始めるのがポイントです。
最初から学習ペースを飛ばし過ぎると後が続かずモチベーションが低下して、最後まで続ける事ができません。
ゆっくり1つずつ覚えていくのが遠回りのようで一番の近道です。
また、プログラミング初心者が独学で学ぶ場合の具体的な方法は、
- 動画学習サイトを利用
- プログラミングを学ぶ目的を明確に
- プログラミング学習サイトの利用
上記の順番で学習を進めて行く事をオススメします。
動画学習サイトを利用する
動画学習サイトとはプログラミングの概念や基本的な事を動画で学ぶ事ができます。
ですが動画学習サイトでは、決められた時間で解説されているので非常に速いスピード進んでいきます。
ですので、動画学習サイトではプログラミングの雰囲気を掴む為のチュートリアルとして見るようにして下さい。
「プログラミングでこんな事ができるんだ」という事がなんとなくわかれば問題ありません。
プログラミングの雰囲気を掴むためにオススメの学習サイトは、ドットインストールです。
ドットインストール
ドットインストールでは、「ブログサイトを作ってみよう」、「ホームページを作ろう」など動画内で何を作成するのか、分かりやすいタイトルなので、初心者でも興味があるものを選びやすいサービスです。
また、1動画3分で終わるので、寝る前に動画を見ることもできます。
勉強する目的を決める
動画学習サイトで動画を見ていると、なんとなく興味があるものが出てくると思います。
例えば、ドットインストールを見た後に「web上で、皆と話せる掲示板を作りたい」という目的が出来た場合、後は覚えるべきスキルをネット上で「掲示板 開発」などで検索してみると覚えるべき言語がわかります。
目的を決めると、自然モチベーションが高まるので、学習意欲が高まります。
ですが、最初から2時間も3時間も勉強する事はオススメできません。
最初は30分~1時間、しばらくして2時間と少しずつ勉強時間を増やしていくてことで習慣化する事ができます。
目的を決めて、目的達成まで勉強する習慣化が長続きの1つなので、目的を決めたら次にプログラミングの勉強を習慣に出来るようにして下さい。
プログラミング学習サイトを利用する
いきなり入門書などの本を購入せずにインターネット上にあるプログラミング学習サイトを利用する事をオススメします。
プログラミング学習サイトでも非常に質が高い学習が可能です。
基礎から応用まで、勉強する事ができるので、学習サイトで勉強を終えた頃には、簡単な開発は出来るようになっています。
また、入門者などの本を購入する場合は、プログラミング学習サイトでの学習途中で購入するのが良いです。
最初から、最後までしっかりと読むという使い方ではなく、学んだ事をもう少し深く知りたいという時に辞書代わりに使うという使い方が負担になりません。
またオススメのプログラミング学習サイトは月額980円ではありますが、Progate(プロゲート)です。
Progate(プロゲート)
プログラミングの概念を分かりやすく解説しており、各章の最後に課題テストがあるので、課題をクリアーして行くことでスキルを身についていきます。
様々なプログラミング言語を学べるので、月額980円以上の価値があるサイトです。
また、無料会員登録後に無料で受けられうコースが幾つかあるので、お金を払う前に自分合ったサイトか体験する事ができます。
挫折しそうな時は
プログラミングを独学で学ぶ場合、最大の敵は自分自身です。
問題の直面した時に「難しい」「自分には向いていない」など悪い方向ばかり考えてしまいます。
挫折しそうな時に支えてくれるのは、一緒に頑張る仲間を作る事です。
SNSなどでプログラミングを勉強する仲間を見つけて、相談しあったり、励ましあったりするだけで、「支え合う仲間がいる」とモチベーションも維持できます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
「プログラミングを独学で学ぶ場合のポイント」や「辛くなったときの対処法など」について紹介しました。
プログラミングを取得するのは、簡単な事ではありません。
ですが、1つでもプログラミング言語を覚えておくと、新しいプログラミング言語をスムーズに覚える事ができます。
いきなり沢山の事は覚えられないのでまずは、1言語を1年学習する事を目標にしてみて下さい。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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